1日目 (2018年4月30日)
ウラジオストク到着
ロシア入り 期待と不安
ウラジオストクの街並みが見えてきた!
日本から44時間、定刻どおり到着
フェリーが接岸するとわりとすぐに下船が始まる。
タラップを降りると目の前が入国管理の建物。
私達の自転車はその建物の入り口に置いてくれていました。
自転車を押して建物内を進むのだけど、
中はせまく何故か下りたり上がったりの階段を経て、
やっと入国審査へ到着。
そして自転車ごと入国審査。
私たちは謎の90日ビジネスビザということもあるので
本当に入国できるの?と緊張。
しかし質問も何もなし!
あっさりと通過!
ロシア入国です!!
またここも何故か謎なぐらい狭い入管の出口。
これが入管を出て最初に見えるロシアの景色です。
ロシアにきたのだなぁと期待と不安とが広がります。
フェリーターミナルのすぐ横が、
遥かヨーロッパまで繋がってるシベリア鉄道のウラジオストク駅。
列車を見ながら自転車に荷物を取りつけます。
ターミナルからの走り出しはこんなかんじ。
ロシアでの最初のペダルの踏み込みにわくわくを感じるし、緊張もあります。
意味なく叫びたくなるかんじ?
フェリー出発地の鳥取県は桜の咲く春でしたが、
ここウラジオストクはまだ冬のようです。
空気は冷たく感じます。
ロシア上陸!広場で記念撮影!
まずは両替
日本円からルーブルへ。
ロシアの一番の高額疲弊は5000ルーブル札(約10000円)です。
しかし海外で良くある「高額紙幣は使えないよトラブル」の対策として
全額を500ルーブル札(約1000円)でもらいました。
これで高額紙幣受け取り拒否のトラブルのリスクがなくなったので安心感。
(最終的にはやはりここで小額紙幣で貰っていて正解でした)
しかし1人35万円分の現金やからかなりの札束になってしまったよ。重い。。
ゴールまで計算ではこの金額でいけるはずと思っています。
これから日記での値段の書き方ですが、
「500ルーブル」の場合「500r」と書こうと思います。
日本円での表記は私達が行った時期のレートが
だいたい「1ルーブル=2円」だったのでそれで書こうと思います。
Booking.comで日本から予約してあったホテルへ向かう。
初日だけは事前に予約しておきました。
ホテルの場所が入り組んだ場所にありかなりややこしいが無事到着。
マンションとマンションのあいまみたいなところにあるので事前に調べとかないとたどり着けないように思いました。
Hotel Neptunea
バス共用のダブルで部屋1600r(3200円)朝食付き ドミあります。
新しいため非常に清潔、オーナーはすごい親切で優しいです。そして彼は英語が話せる!
(私たちの英語もだいぶヤバイのだけど、結局今回の旅行で
英語での「会話」が成り立った宿のオーナーはこの方1人だけでした)
自転車は宿の外側のテラスにおかせてくれました。
自転車を柱に鍵でくくりつけたので、大丈夫そうです。
歩いて街の中心の観光地へ散策
ロシア語できないのでがんばって指差しで注文
炒飯、肉炒め、サリャンカスープ、ジュース、パン
お腹いっぱい食べて1人250r(500円)。日本人好みの味で美味しいと感じました。
ストローバヤは指差しで注文ができるのでロシアに慣れていないうちは便利です。
明日からの行動食の水分・食糧の買い出し。
ジュースやチョコレート、クッキーなどを買い込みました。
あらゆる物がてにはいります すごい物量です
ウラジオストクの夕日は美しいことで有名です。
明日は走行初日!!
ウスリースクまでいきたい!
とすると行程は「105km・登り合計970m」の予定。
しかし予報は朝から強い雨、、、、
しかも1週間ぐらい先まで毎日「雨」の予報です。うぅ涙涙
ぜったい雨なんかに負けないぞ!
目指せバイカル湖!!
バイカルアザラシのバイちゃんに会いにいくぞー!!
(勝手に名前をつけました。)
がんばるぞ!!
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2日目 (2018年5月1日)
ウラジオストク → ウスリースク
105km・上り970m
走行初日 連続の上り下りと豪雨
上記のように「合計走行km」と「合計上りm」を
毎日記載していこうと思います。
そして第1区間がの始まりです!!
次の大都市ハバロフスクまでです。
ウラジオストク ~ ハバロフスク
距離781km 上り合計4240mです。
第1区間の特徴としてはアップダウンのある丘陵地帯が続く事です。
でも中盤に控える山岳地帯に比べては楽な感じになります。
朝、5時起床 すぐ朝食
前日に宿のオーナーに「朝ごはん5時に食べれますか?」と聞くと、
「もちろん大丈夫 俺が作るよ」言ってくれていました。
朝早くありがとうございましたオーナー。
今日はウスリースクまできつく長い日になりそう.
オーナーに見送られ、6時20分出発!
今日は朝から夕方まで強い雨との予報
降ってこないでー!!
目指せイルクーツク!!
さようならウラジオストク
しかしいきなり街の中から激しいアップダウン!
休日の早朝なので車がほとんど走っていなくて走りやすいのが救いです。
ここからハバロフスクに繋がる国道は【A370】と言います。
グーグルマップにも【A370】と記されています。
ロシア横断道路の最初の部分になります。
街中からその国道【A370】に乗らないといけないのですが
表示もほぼ無いので道がわかりにくいです。
どこから国道に上がるのか事前に確認しておいた方が良いと思います
いったん国道に乗ってしまえば、この道は最終モスクワまで繋がっています!!
国道に乗った直後です。
市街地を抜けてからもきついアップダウンが何度も続きます。
(と、毎回書いたほうがいいのかな?と思うぐらい、
最終イルクーツクまで走った後に思い返しても平坦な場所は数日しかなかったと思う。
毎日、50m~300mぐらいのアップダウンが永遠に続く感じでした。
シベリアと言えば平坦で広大というイメージを持っていたのですが、、、丘丘丘丘丘丘丘丘丘丘丘丘丘丘、、、、というのが実際でした)
国道に乗り1時間ぐらい走ると、湾にかかる5kmぐらいの長い橋があります
路側帯もあるので自転車も渡れます
この橋を渡らない場合はアップダウンの多い道を遠回りすることになるので
渡ったほうがよいです。
橋の上はアップダウン無いしめちゃめちゃ気持ちいい
橋を無事渡ることができて一安心
高架下でチョコレート休憩
トイレは道路わきの溝の中で!(公衆トイレはここまで見当たらず)
これから道中お世話になりまくったカフェ第1号を発見
ウラジオ~ウスリースクの間は都会なのでカフェやガソリンスタンドや売店が頻繁にあります
だから今日はお店の写真は割愛します
今回の走行の日記のルールとして、
カフェや売店が少ない地域を走っている時は全てのお店の写真を載せたいと思います。
(今後、大体の場所で1日走っても町はなくて、カフェが1~5件といった場合が多かったので水食料補給のポイントとしてカフェや売店、ホテルは非常に貴重な存在になってきます)
何でも揃う
走っていて凄いビックリな事に
道を走っている車の約8割はひと時代前の日本の中古車です。車が日本車だとなんだか景色の一部が慣れた景色のように感じて
ロシアに来る前に走った四国一周や九州一周の時を思い出したりします。
走っている間は日本車がいつも視界に入るのでなんだか奇妙な安心感?があります。
「магазин」(マガジン)とは「売店」の意味で
食料品とトイレ紙のような簡単な日用品を売っています。
コーラを買って飲みます。
と、ついに雨が・・・
カッパを上下着て、できたら靴を濡らしたくないので、サンダルに履き替えて走ります。
どんどん雨が強くなってきてどしゃ降り。
どしゃ降りの中もきついアップダウンが続く。きつい。。。
バス亭で雨宿り中
屋根の下で休憩できとても助かります。
ここでスタート地点から85km
国道沿いにホテルが見えます。
雨がきついし今日はこのホテルに泊まるか迷う・・
しかーし、ウスリースクまでいこう!
更にきついアップダウンが続きます。
「ウスリースク」の看板に到着 !
やったったで豪雨の105kmで登り960m!
眼鏡がくもってますよ。
平坦な100kmはそんなにきつくないですが
やっぱり登りがある100kmはきついです。
13時、今夜の宿に到着
バス付きのツインで部屋1500r(3000円)
建物は新しく部屋は清潔 wifi有
タオル、石鹸、歯ブラシ、電気ポット、冷蔵庫、スリッパ
と備品の多さに感動。
スタッフは若いお姉さんでした。
自転車は建物の中に入れたかったけど、外の駐車場に置くようにいわれました。
ホテルの敷地は全体が壁に囲まれているので安全なようには見えます
柱に直接ロックし、屋根がないのでカバーをきっちりかけました。
カバーは日本のゴミ袋を少し加工したものを持ってきています。
シャワーを浴びるついでに着ていた服を全部洗濯。
ネパールでの長期のトレッキングの経験から編み出したのだけど、
お湯で毎日毎日洗えば洗剤なしで洗っていても中々匂いがでてきません。
1ヶ月ぐらいは洗剤なしで大丈夫。たぶん。
街の中心へ散策
教会の中はすごかったです。
1人250r(500円)
めっちゃおいしいです
帰りに川の東側の、大型スーパーへ なんでも有ります
明日の朝ごはんのお惣菜と日中の行動食を買って、帰宅
昨日ロシアに到着してからアドレナリンが出まくって
期待と緊張と不安が入り混じっていたけど、
無事に走行初日を終えることができて安心しました。
本当に今日はがんばった!
1日の流れとして
「日の出に出発 → 100kmぐらい走る → 昼過ぎにホテルに到着
→ 午後はシャワー・洗濯・買出し」
みたいな形のパターンにこの先もしていけたらと思う。
今回の自転車旅行のホテル宿泊のルールとしてですが、
「ホテルがある場合はホテルに泊まる」
「ホテルがない場合はテント泊」
とゆうふうに決めて行きたいと思います。
(ただ高すぎるホテルしか無い場合はテント泊を考えます)
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3日目 (2018年5月2日)
ウスリースク → チェルニゴフカ
90km・上り350m
初めてシベリアの広大な景色の中に入る
朝6時起床
昨日スーパーで買ったお惣菜の朝食
ホテルの外に停めていたので自転車がすこし不安でしたが無事でした。
7時にホテルを出発!
そして今日は比較的平坦!(昨日に比べて)
ウスリースクの街中から国道への合流地点に向かいます。
街から国道に行くまでの間、案内板がなく、分岐がわかりにくい場所があります。
こちらの5月頭はまだ冬の終わりなので風景が寒く見えます。
もう少し季節が進むと新緑と花で風景は美しくなるのだと思います。
この先春がきて美しいシベリアの自然がみられるのを楽しみにして走ります。
(直進がハバロフスク)
国道周辺のかなり小さい村でも、何キロ、の表示があります。
(イルクーツクまで思い返してもきっちり統一された同じルールで看板の表示が続くので
たのもしいです)
すごいわかりやすくて、毎回助かりました。
ロシアに来てよかったなーと3日目ながら思います。
非常に状態のいいアスファルトで路側帯も広くて走りやすいです。
車もそんなに多くはないです。
出発から47km。国道わきのカフェでジュース買って休憩
お昼になっても気温が上がらず寒いなぁ まだまだ冬ですね
午後から強い向かい風 なかなか進まない 辛い
路側帯が狭い区間も時々あって横を通り過ぎるトラックの
風圧がすごくて自転車をまっすぐ支えないとだめです。
しげが左の太ももの筋が痛むみたい、左足に力をいれにくいみたいです。
初日、無理して走ったからかな
ただの筋肉痛ならいいけど。
私は今のところ痛いところも無く快調!
出発から71km目。カフェホテル
駅前でホテル発見
「ガスティーニッツァ グロリヤ」
гостиницаと書いてガスティーニッツァと読みます。
ガスティーニッツァとはホテルのことです。めちゃくちゃ使うので1番に覚えておいた方がいい単語だと思います。
宿の9割にはこのガスティーニッツァの表記がされています。
hotelと英語で書かれている看板は最後までほとんどありませんでした。
安めのホステルから高級ホテルまで全て「ガスティーニッツァ」と名前が着いているので、日本や西洋のようにホテルのランクでの名前の使い分けは無いようです。
値段を聞くとダブルで部屋2000ルーブル(4000円)
自転車を置くスペースもみあたらず・・・
高すぎるなぁと
先に進むことに・・・
(その後、この値段であれば平均的なホテルの値段とわかってきます。。。 涙)
まだ70kmなのに朝から強い向かい風で疲れて気分的にもうしんどい
けど
また進む
さっきの街から10km走ってホテル到着!
めっちゃよろこんで中に入るとおっちゃんが出てきて「現在閉業中だよ」と言われ凹む。
でも「10km先にホテルがあるよ」と教えてくれてるように感じたので再出発!
先に進みます。向かい風がきつくなる ひー
15時、90km目 国道沿いにあるホテルに到着
バス付きダブルで部屋2400r(4800円) wifiなし
高いけど、もうこの先はかなりの距離ホテルはないのでここに決定!
建物は新しく部屋は清潔で広い
自転車は裏庭の建物の軒下にスタッフのおっちゃんがいれてくれる 安全そう
くたくたになって、部屋に荷物を置き
1階に併設されているカフェでごはん
メニューがまだ読めないので、
知ってるボルシとかの料理名を色々言ってみるけど全部「無い」と言われる 笑
ロシア語で「肉・米・スープ!!」と言ったら「わかった」とゆうことで
これがでてきました。
ポジャルカ・リース
「ポジャルカ」は肉の煮込み、「リース」はライスです。
サリャンカ
食事1人330R(660円)なり
あったかい食事が取れてほんとうに嬉しいです。
でもお米は芯が残っていたかな
(全行程終えた後考えると、ここウラジオ~ハバロフ間が最も食事代が高くてまずく、西へ行けば行くほど、安く、多く、おいしくなっていきました)
今日はシベリアの広い風景の中に入った初めての日でした。
これからどんな自然に出会えるのか楽しみにしています。
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4日目 (2018年5月3日)
チェルニゴフカで休息日
進みたい気持ちを暴風雨に阻まれる
朝起きて窓の外を見ると木がぐわんぐわん揺れるぐらいの暴風と横なぐりの雨
ほとんど台風並み
気温も低いです
まだ出発から日も経ってないし疲れも溜まってないから
今日は走りたいんやけどなあ、、、
90日のビザの日数と4000kmの距離を考えると
まだ序盤のここで連泊はちょっと避けたいのにこの天気。
雨は何とかなるかもしれないけど、風が自転車が転倒しそうなぐらい強い
くやしいけど連泊
しかもホテル高いしー
まあでもしょうがないので休む
プロフ(炊き込みご飯たぶんピラフの事)とラッソーリニク(大麦野菜スープ)
1人280r(540円)
ホテルの裏庭に謎の戦車?の残骸 ワイルドですね
見ていると
中からナウシカにでてくるキツネリスの大きい版みたいなのが飛び出してきてびっくり!
帰国後、この子だと判明!!
クズリ(別名 クロアナグマ)
実は結構 凶暴だそうです・・
日本と違うところにきたんだなあと実感
1日ゆっくり休みました
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5日目 (2018年5月4日)
チェルニゴフカ → コンスタンチノフカ
56km・上り290m
森の中のトイレがよい理由
森の中のトイレがよい理由
朝5時に起きたけどまだ雨がしっかり降っている。
翌日や翌々日のホテルまでの距離を考えて
今日は50km先のホテルを目指す予定にしました。
距離がみじかいし
距離がみじかいし
9時ごろ雨が止む予報なので少し待つことにした
朝食はクッキーで軽く済ませる
9時、雨も暴風も予報どおりやみました
いけそうです!
いけそうです!
出発!
昨日の大雨で川が増水してます
今はちょうど冬から春にかけての季節の変わり目で、天気が荒れ気味のようです
向かい風が強くて、前に進まない
右手の山の頂に雪が積もってるのを発見
昨日はすごい気温が低かったので雪が降ったのかな
50mほどのアップダウンの繰り返し
しかしまた雨が降ってきた
急いでカッパを着る
カフェ
ガソリンスタンドで休憩
ガソリンスタンドの敷地にしっかりとしたレンガ造りのトイレがあったの入ってみました。
ところが中は足の踏み場が無いぐらいすごいことになっていたので、やめる。
結局すこし先で森に入ってトイレ。このほうが清潔で良いですね!!
地元のおっちゃんや若い女の子もみんな道路脇に車を止めて、森にトイレに入っていくのでそれがベストのようです。
(最終思い返しても、国道沿いで綺麗な公衆トイレを見つける事は出来ませんでした。
国道にはバス停が結構頻繁に有って公衆トイレが付いている事が多いですが、どこもだいたい中は凄いことになっていました。
作るだけ作って掃除は年1回!みたいな感じにみえます。
またカフェですが店内のトイレは有ったり無かったりで、
ある場合は有料のところも多いです。有料のトイレは綺麗です。
無料の場合は汚い上に、便座が最初から外されていて!「大」おことわりになっている店も多かったです。女性は空中トイレができます。
店の外に木造の小屋のトイレがある場合もよくあります。
ガソリンスタンドはこの屋外の小屋トイレが多く大体は汚いです。日本のようにガソリンスタンドの建物にトイレがあるところは非常に少なかったです)
そんなトイレ事情なので結局は「森が一番!!」ですね!清潔だし。森はいいです。
地図のお話ですが、
私達が使っている地図は、
こんな感じで日本で手作りした地図を持ってきています。めっちゃアナログです。
グーグルマップの地形図を印刷した紙に、全行程4000kmのルート上の
カフェ、ホテル、ガソリンスタンド、売店を、ほぼ全て手書きで書き込んだものです。
カフェ、ホテル、ガソリンスタンド、売店を、ほぼ全て手書きで書き込んだものです。
距離、標高、も書き込んでいます。
約100ページあるので本一冊ぐらいの重さになります。
約100ページあるので本一冊ぐらいの重さになります。
日本での作成にはかなり時間がかかりましたが、
結果的にこれは大成功だったと思います。
自転車旅行に必要な情報がほとんどこれでわかります。
現地でネットであまり調べ物をしなくてよくなって時間節約にもなりました。
スマホのバッテリー節約にもなります。
結果的にこれは大成功だったと思います。
自転車旅行に必要な情報がほとんどこれでわかります。
現地でネットであまり調べ物をしなくてよくなって時間節約にもなりました。
スマホのバッテリー節約にもなります。
どこでどのぐらい水・食料を補給するのかもこれを見て計画を練る事ができます。
これを透明の防水袋に入れて自転車の取り出しやすい場所に入れていました。
これを透明の防水袋に入れて自転車の取り出しやすい場所に入れていました。
そしてスマホのオフライン地図の「maps.me」 にも上記の情報を写すような形で
書き込んでいました。
書き込んでいました。
特に市街地は道がややこしくて紙地図はきついので
自分の現在位置もわかるスマホの地図が良いです。
自分の現在位置もわかるスマホの地図が良いです。
いったん郊外にでて国道に乗ってしまえばほぼ一直線なので紙地図でも大丈夫です。
カフェ
ホテル
カフェ
今日は道路沿いのカフェが多い区間です
わかりやすいですね
非常に助かります
(本当に街やお店がない区間が続くと この標識を見ただけで安心できましす)
バス停で休憩
44km目
大きなホテルです!しかもwifi有り!
翌日とか翌々日のホテルの距離を考慮すると
今日は距離短いけどこのあたりで宿さがしです。
聞いてみると、今日は満室とのこと wifiも壊れているらしい
残念
隣のホテルは改装中で、泊まれず
しかたないので更に先を目指します。
13時半 56km目 ホテルに到着
ホテル「ベルサーチ」
バス付きツインで部屋1800r(3600円) wifi有
オーナーは上品なやり手のおばちゃんという感じ。
自転車は地下の納屋にいれてくれました
1階のカフェでごはん
注文は少しずつ慣れてきて
知ってるメニューだけですが読めるようになってきたので無事成功
ボルシ・サラダ・プロフ(炊き込みご飯)
1人300r(600円)
おいしいです!
おいしいです!
部屋の窓から
今日は走行距離も上りもあまりなかったので、そんなに疲れませんでした。
毎日雨なので雨にも慣れて、降っているのが普通になりつつある日々です。
ただ向かい風は本当に疲れます。
ただ向かい風は本当に疲れます。
あしたは晴れるといいな
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6日目 (2018年5月5日)
コンスタンチノフカ → ゴルニエ・クリュチ
82km・上り370m
ロシア人の親切に感動
昨日の夜の天気予報では、雨は朝8時頃まで降るとゆうことなので
いつもより遅めの7時起床。外を見る。今にも降ってきそうだが、止んでる。
が、準備をして外に出ると降ってきた!
8時半、小雨の中出発
今日は80km先のホテルを目指す予定
カフェ
カフェ
5km程の工事の区間に突入。どろどろのダートです
ロシアの国道の路面状態ですが
ウラジオストクからイルクーツクまでの4000kmの間、
国道はほぼ100%舗装路でした、と言っていいと思います。
ただ時々、舗装の張替え工事をしている部分がありそこは未舗装になります。
工事区間の未舗装距離を全て足しても大体30kmぐらいだったと思います。
とゆうことは実質は99%舗装路とゆうところでしょうか。
2010年頃 プーチン大統領がロシア横断道路が完成した!と言って自分でかわいい乗用車を運転してこの横断道路を走っているニュースを見ました。
私たちが、今回のロシア自転車横断を考えたのもそのニュースがきっかけでした。
雨でぬかるんだ泥が飛び散り、車体も自分もドロドロになる・・
少し先に小川があったのでペットボトルで水をくんで車体を洗いました。
これぐらいの小さい売店でも一通り物がそろいます
食品、日用品、服、自転車まで村の何でも屋さん
村の景色
ようやく雨がやむ
国道沿いの大きいスーパーに到着。
すばらしく豊富な物量。日本のカップメンまで売ってるぐらい。
水分、行動食のクッキーやウエハースを補充します。
最後まで通してクッキーやウエハースを色々食べてみましたが
このメーカーのものがダントツで美味くて安いです
種類も色々あってだいたいどのスーパーでも売られていました。
全部この黄色いパッケージが目印です。
これがお気に入りのウエハース、消化いいです。
私達の今までの経験から考えた「走行中」の「行動食」の消費ペースです。
(朝食や昼食は除いています。あくまで走行中の食事です。)
・行動食は1時間で1人、250kcal消費 (板チョコの半分ぐらい)
・水分は1時間で1人、250ml消費(汗をかく暑さの場合~500mlになります)
どのくらい売店で行動食を買い込むかの基準は、
これを元に計算していたのですが、最後まではずれはなかったです。
特に街や売店がなく食料が手に入りにくい区間での食料計画にとても役立ちました。
カフェ
カフェ
スーパーから1km進んだところで1台の車に声をかけられる。
自転車が趣味の人のようで、さっきのスーパーから追いかけてきてくれたみたい。
「日本から来ました。イルクーツクまで行きます」というとめっちゃ驚かれる。
一緒に走ろう!とゆうことでなんとトランクから自分の自転車を取り出す
今日の宿の予定の街ゴルニエ・クリュチまで一緒に行ってくれるそう
そして3人でひーひーいいながら、きついアップの繰り返しを超え
国道から外れて街に到着
私たちを宿のオーナーに紹介してくれる。
なんて優しい人。ほんとうにありがとう。
たくさん話してくれたけど、私たちはロシア語ができないので、ほとんどわからず本当に歯がゆい!
もっとロシア語ができるようになりたい!
82km目
15時 ゴルニエ・クリュチのホテルに到着 個人のおうちのよう
ホテルの名前はなし
バス付きダブルで部屋2000r(4000円) 朝食つき wifiなし
やる気まんまんの優しいおばあちゃんオーナー
自転車は宿の向かいの警備員がいる駐車場に停めてくれる。
手作り感が満載の部屋でした。
動物もたくさん飼っていてかわいい
花壇もきれいに手入れされてます。
1階のカフェでごはん
ずっと食べたいと思っていたシャシリク(シシカバブ)を思い切って注文、
裏庭の窯ですぐに炭焼きしてくれる、肉でかい!おいしい!
シャシリク(BBQ)・ボルシ・パン
1人500r(1000円)
ごはんの後は、村の中を散策
ここゴルニエ・クリュチはサナトリウムというのか、健康増進・娯楽のために人工的に作られた街で
スポーツ施設や療養施設、映画館、サウナ、プール、長期滞在施設もありました。
他の街とは別世界で、静かでゆったりとした時間が流れています。
この村でもっといたいなぁ
今日はゴールの直前にアップがきついところがあったけど、この街に来れて
よかったなと感じています。
たくさんの出会いがあって今まで知らなかったロシアの色んな面を見ることができた日でした。
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7日目 (2018年5月6日)
ゴルニエ・クリュチ → ダリネレチェンスク
90km・上り450m
素晴らしき出会いと地獄宿
宿代にコミの朝ごはんは8時からだということなので7時起床。
オーナーの旦那さんが作ってくれる。初めてのブリヌイ(ロシア風クレープ)が出てきました!
練乳を付けて
ボリュームたっぷり
晴れてる!ロシアにきてから初めての朝からの晴れ。うれしいな。
今日は85km先のホテルを目指す予定
8時半、体にパワーがみなぎる 出発!
きれいに整備された森を抜けて国道にでる
もうちょっと旅の日程に余裕があれば、連泊したい街だったな
街を出てすぐに100mの上り、そしてすぐに下ろされる
なんだかいつもより上りがラクに感じられる
朝ごはんが原因かな。いつもの2倍くらいのカロリーをとったと思う。
私は特に、毎朝の走り出しが遅くてしんどい。走り始めて2時間後くらいから
調子がでてきて、走りがラクになってくる
やっぱり朝食はいっぱい食べたほうが良いとゆうことですね!
できるだけ、朝の出発前に早くエネルギーに変わる効率的なごはんの採り方を考えようと思います。
景色が湿地帯になる
ぼこぼこしてて面白いです。
ガソリンスタンドでジュースを買って休憩中に
給油中の夫婦に話しかけられる
「日本人です」と答えると、ハグされて歓迎される。
「イルクーツクまで走ります。テントでも寝ます。」と言うと、
「本当に素敵ですね、私たちもやってみたい!」とジェスチャー交えて会話!
「近くの村にダーチャ(別荘)を持っているからお茶しにおいで」と誘われる
本当にありがたいけど、できるだけ早い時間帯に目的のホテルに着いて休息したい。
断ると、旅の加護を祈ってロシア式の祝福をしてくれました。
私も日本でチャリダーに会ったらこういう風に歓迎してあげたいなあと思わせるお2人でした。
カフェ
売店
今日は暑い!
バス停のベンチで日差しを避けてパンとサラミのごはん休憩
カフェ
カフェ
国道からそれて、ダリネレチェンスクの街で宿探し
ホテル満室
ホテル満室
ホテル満室
街中のホテル4軒で聞いてみたけど、どこも予約でいっぱい。これ以降の街中の宿で当てはまることですが、
街中の宿や、鉄道駅に近い宿は仕事の出張などでの利用客が多く
予約なしだと部屋が空いていないことがほとんどでした。
反対に、国道沿いのカフェホテルは満室になることはほとんどなく、客がホテルに到着するのは大抵夜9時以降でした。
利用者は主にトラック運転手や車運搬業者や車旅行者でした。
ただ、街中から離れて建っていることが多いのでwifiはないことが多かったです。
宿のスタッフは国道沿いのカフェホテルのほうが、自転車旅行者やバイク旅行者に慣れている場合が多く、対応がスムーズで好意的な場合が多かったです。
最終的には街宿か国道沿いカフェホテルの選択肢がある場合、国道沿いのカフェホテルを多く利用しました。
と、いうことで街中でホテルに入れず
諦めて国道に引き返す
16時 90km目 国道沿いのホテルに疲れて到着
ホテル 「ヴァレリヤ」
バス付きダブルで部屋1500r(3000円)wifi有
オーナーは中国のウイグルからの出稼ぎの一家でした自転車は裏手の大きな倉庫にいれてくれました
しかし!
このホテルは全行程のホテルの中で最もやばい部屋でした
完全に失敗しました。
私たちのインドとかも含めた外国の経験の中でもこんなに不快な宿は珍しい地獄宿でした
部屋には窓がないから真っ暗。なのに電球が極小で物がほとんど見えない。
見えない中でもシーツが汚くて臭いのはわかる。
狭い。換気ができないからか部屋が暑い。
そしてトイレバスルームが異常に臭い、うえにドアがしまらないので、ドブ臭のような悪臭が常に部屋に充満。
水はシャワーもトイレもドブ色
そして極めつけは壁が薄すぎて隣の音が丸きこえ
夜中3時になっても続く隣のTVの爆音に疲れ、オーナーにたのみにいくと快く注意しにいってくれました。
ほとんど眠れませんでした。
テントにすれば良かった。。。。。とへこむ。
でもごはんはおいしいし、人もいいんだけどね 涙
プロフ(炊き込みごはん)・ボルシチ・シャシリク・コーヒー
1人350r(700円)
ここは中国との国境が近いため、カフェの客は中国人の出稼ぎの人も多かったです。
今日は出発して初めての晴れの日。いいことも悪いこともあったけど、無事90km走ることができました。
気温が高いと体力の消耗も激しいです。今後はどんどん気温が高くなるので気をつけたいと思います。
早く明日になってくれ!頼む!
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8日目 (2018年5月7日)
ダリネレチェンスク → ルチェゴルスク
80km・上り220m
猫カフェならぬ熊カフェ?
一応 朝7時起床。窓が無いので外の天気がわからない。
部屋の中がドブ臭くて眠れないという初めての経験をする
修行のような夜だった うぅ
朝8時、全く疲れの取れない体で 逃げるように出発!
今日は80km先のホテルを目指す予定
カフェ
カフェ
強い向かい風と雨。気温も低い。進まない。
ただ、いつもよりアップがゆるやかなので助かる。
今日は目的地までカフェが少ないので、出発時に水と食料を多めに持っています。
ここから、ほとんどカフェがない区間に入るのでため、このカフェに寄ります。
実は私はこのカフェをすごい楽しみにしていました。
理由はこの子
カフェのオーナーが飼っている熊さんです
オーナーはグルジア人のクマさんのようなおじさんで、私はジュースを買っただけですが
とても親切な方でした。ほっこり
車のおはなし
30年くらい前のウィングつきのヤン車?もそのまま。
以前にも書きましたが、ロシアでは日本の中古車に乗っている人が多いです。
全行程を振り返っても、特にこの日本に近い地域ほどたくさん走っています。
乗用車や中型トラック、「上田商事」や「安田園芸」などの住所や電話番号車体に書かれた仕事用の車もそのまま使われています。
船で日本からウラジオストクに輸入して、シベリア鉄道や大型トレーラーにのせてロシア各地まで日本車を運んでいるようです。
また、日本車をウラジオから目的の街まで運転して運んでいる人もかなり多かったです。
ロシアのおっちゃんは「トヨタ・ホンダ・ハラショー!」「日本車は壊れないけれど、ロシア車は壊れる」とよく答えてくれます。
ロシアの国土は広大で街から街への移動も日本人とは距離の感覚が違い
移動が日常であると書いてあるものも読みました。
それに厳しい冬。本当に車が生活に密着している国だと感じました。
ロシア車 UAZ (ワズ)
丸っこくレトロで無骨なデザインがかっこいいですね!
結構走っていますが個人向けではなく公務員の利用がほとんどの様にみえました。
KAMAZ (カマーズ)
悪路もじゃんじゃんいけそうだし、
なんと言っても凄いのは後ろで数人が生活できるようになっています。
最強のキャンピングカーといってもいいんじゃないでしょうか?
これも走っているのをよく見ます。
僻地での道路修理等のために使われているように思いました。
国道沿いにはカフェの数以上の車の修理屋がありますが、
日本車の修理の知識を持った人が多くいるので
日本車を持ち込んでロシアを旅行する場合はすごい安心だと思います。
ホテル
ガソリンスタンド
マガジン
マガジン
午後から晴れた!
道端で停車するときはガードレールやポールが時々あるのでスタンドを使わなくても、
停めることができます。休憩に便利です。
今日の目的地の街は大きな工場があって、煙突がかなり手前から見えているんだけどなかなかつかない。
街の入り口のカフェ
14時半 80km目 ホテルに到着
ホテル「アストリヤ」
バス付きダブルで部屋1800r(3600円)wifi有
受付のおばさんはめちゃめちゃ上品昨日の宿と比べてそんなに値段が変わらなのに
この天国的清潔さ!!!
昨日は本当に失敗しました。
自転車は塀付き駐車場の屋根の下にいれてくれました
と、部屋で休んでいるとバチバチバチとすごい音が、
外を見ると大きなヒョウが猛烈に降っている!
こんな天気が外を走っているときにあたったら凹むだろうなぁ
シベリアの気象の激しさを実感した最初の日でした
そしてその気象の激しさはまだ序の口だったことを思い知ることに・・・
そしていきなりの停電。
振り返ってみても、ロシアでの停電はこの日の5時間ほどだけでした。
ロシアの電気事情ですが、他の外国に比べて小さな村でも電気は安定しているように感じました。
冬の寒さが厳しく電気が使えないと生死に関わるため、かなりしっかりと整備されているのではないかなと感じました。
食料を求めて街に出る。
停電のためカフェや小さな売店はお店を閉めてしまっている。
大きなスーパーに行くと、自家発電で営業していた。
お惣菜を買って、帰宅。
鳥肝のハンバーグ・プロフ(炊き込みご飯)・サラダ・魚の缶詰
1人300r(600円)
夕食後に電気が復活。よかった。
今日は寝不足の重いからだで走り始めたけど、アップダウンも少なかったし、熊さんにも会えたし、いい宿にも到着できたしいいことたくさんの1日でした。
あー快適
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9日目(2018年5月8日)
ルチェゴルスクで休息日
ロシアの小さな街でロシアを実感
明日からハバロフスクまでアップダウンがきつくて、良い環境の宿が
期待できないので今日は休息日にします!
TVをつけると、明日5/9は第二次大戦の対ドイツ戦勝記念日のようで、
歌番組や歴史番組の色んな特別番組をやっています。
明日は大きな街ではパレードがあるそうです。
街を散策。
バスターミナルの前のストローバヤ(セルフ式食堂)でごはん
スープ・サラダ・パン・ハンバーグライス・ジュースのセット
1人270r(540円)
レストラン
街の横の大きな湖
街の中
スーパーで明日からの行動食や走行中の飲み物を買う
夜ごはんはスーパーで買ったお惣菜を部屋で食べる
サラダ3種類・カップラーメン
1人150r(300円)
私達の旅の荷物についてですが、
今までの自転車旅行やトレッキングの経験から荷物は軽いほうがいいと感じています。
軽いほうがスピードは上がり速く遠い目的地に到着することができます。
デメリットはトラブルになった際に弱いことです。
荷物は本当に一つ一つの重さと機能を考え、無駄なく、
最小限かつ軽さを重点を置いてを選んでもってきています。
1人分の自転車に積んでいる荷物は防水バッグを含めて約10kgでした。水食料は別です。
装備の重さに関連して、今回の防寒着について。
旅の序盤は雪が降る気温、その後、夏に向けてどんどん気温はあがり続けます。
なので服装は冬用と夏用の両方を想定しないといけません。
冬用の防寒着は暑くなってくると場所を取るただのお荷物となってしまいます。
そのため少しでも荷物を減らして軽くして走りたい考えから、
日本から捨ててもいい防寒着を持ってきました。
今回持ってきた防寒着は3着。
1 薄手ユニクロダウンジャケット(新品)
2 薄手ユニクロダウンジャケット(10年前に買った穴が開いてかなりぼろぼろ)
3 薄手ユニクロダウンジャケット(10年前に買った父親のぼろぼろのを貰った)
「暑くなってきたしもう着ないな」と感じたら、3、2、の順番にどんどん防寒着を捨てて荷物を軽くしていく作戦です。
結果的にこの作戦はよかったと思います。
着なくなった防寒着を持ってずっと持って何千キロも走らずにすみました。
前に進むほど、荷物が軽く少なくなっていきました。
10日間の気候を見ていると冬は終わったと感じているので
この宿で3着中の1着を置いていくことにしました。
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10日目 (2018年5月9日)
ルチェゴルスク → 120㎞目でテント泊
120km・上り960m
シベリア初テント
朝8時起床、快晴。
ここから、現時点で把握している宿まで190㎞・上り1200m
その間、泊まれるとわかっている宿は48km先のホテルのみ。
この区間を3日に分けて走り、今晩は48km先のホテル泊(いい宿が見つかればそこで泊まり)、明日はテント泊、明後日に190km目のホテルに到着の計画。
とりあえず今日は48km先のホテルを目指す予定
そのため今日は遅めの9時出発!
広場では車を通行止めにして式典の準備中
ロシア中の街で式典やパレードがあるようです。特にモスクワは有名ですね。
本当は今日も休息日にして見たかったけど、
この後の旅の日程を考えると先を急いだほうがいいと考えて、後ろ髪を引かれながら出発
ほとんど車は走っていない
カフェ
マガジン
マガジン
シベリア鉄道
線路が見えるといつも列車が走っているというぐらい、
かなりの数走っているように見え、
貨物車や客車が頻繁に行き来しています。
国道は最近できたものなのでやっぱりロシアはこの鉄道中心に発展してきたんだなと感じます。
カフェ
カフェ
48㎞目のカフェホテルに到着。ごはん食べる
ここで宿泊するか、まだ先に進んでテント泊するか迷う。
ロシア初テント泊してみよう!と決定し、
明日最初に到着するカフェまでの水分と食料をいっぱい買い込む
この街でもちょうど式典が終わったのか正装をした人たちがカフェにごはんに来ていました。
暑いので水分をたくさんとる
周りに民家も何も無いところで草むらからいきなりワンちゃんが・・・
水ゲットのため国道から外れ小さな村に入る
小さな売店でジュースを購入
村のお兄さん3人が声をかけてくる
「ここらへんはアップダウンが激しいからがんばれよ」
と応援してくれる
確かに今日は本当にひどいアップダウンの連続
早くテント地を見つけて、休みたい
波のように連続しておそいかかる丘。暑い。疲れてきました。
周囲は森だけど、国道に近い場所は湿地でいいテント場が見つけられないため
結局進み続けるがアップダウンが続く続く
疲れて、口数も減る2人
夕日が落ち始めているので焦る
18時 120km目 ついにテントによさげな場所を発見!
国道の脇道に入った奥で、平らな場所を見つける。
人の気配がないし車も来ないよう。
この旅 初の野営!!
ごはんを食べて、お湯をわかして顔と体を拭いて 就寝
今日は120km走行で960mのアップダウン。本当に疲れました。
テントに入ると2人ともすぐにぐっすり。
夜中にトイレで起きると満点の星空でした。
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11日目 (2018年5月10日)
テント泊 → ハカ
70km・上り230m
ロシアの宿マナー(勝手に入ってくる)
朝7時起床 快晴
昨日の疲れが残っていて、シュラフの中でうだうだする
何とか気持ちを奮い立たせて テント撤収
8時半出発
今日は70㎞先のホテルを目指す予定
国道に出る
いきなり上り、暑い
森の中にぽつんとカフェ
ガソリンスタンド
カフェ
マガジン
小さな村だが、なぜか新店舗ラッシュ
ガソリンスタンド
カフェ
カフェでスープとパンの軽食を取りました
マガジン
マガジン
ホテルとスーパー
行動食を買う。ハバロフスクが近づき、物価が下がってきた
カフェ
ガソリンスタンド
ガソリンスタンド
午後から向かい風、大体毎日午後から風が強くなってくるようです。ここからはだいぶ平坦な道に変わる うれしい
カフェ
ホテル
マガジン
15時 70㎞目 ホテルに到着
ホテル「プロヴィンツィヤ」
バス付きツインで部屋2500r(5000円)wifi有 電気ポット有
かなりふてこいお姉ちゃんが店番
敷地内なので安全そう
2日ぶりのシャワーを浴びて、お湯で衣類を洗濯する。生き返る プハー
ホテルのカフェは高かったので、近所のシャシリク屋でごはん
シャシリク(BBQ)・プロフ(炊き込みごはん)
1人310r(620円)
近くの売店で朝ごはんのバナナを買う
レジで巨大なそろばんを発見!
しかもたてに置いて使うらしい、現役
夜9時ごろ
部屋にいるといきなり私達の部屋のドアが力づくで開けられ
かけていたチェーンの鍵が吹き飛ぶ! びっくり。
どうも、自分の部屋のシャワーや水道から熱湯しか出なくなった宿泊客のお兄さんが
私達の部屋に確認に来たらしい
この後も何度かあったんですが、
ロシアの特に田舎ではノックの習慣がなかったり
勝手に部屋に入って来られることがあります。
人との間に壁がなく親密といえばそういうことなんですが、、、、
悪気はないんだろうけど、もしかしたらトラブルに巻き込まれる
こともあるかもしれないので必ず部屋の鍵は閉めたほうがいいと思います。
(この時は鍵も閉めていたんですけどね・・・)
ロシア人もホテルの部屋に入るとすぐ鍵をかけているようでした。
ロシアのガイドブックにもあぶないので必ずしましょうと書いてあります。
今日は
昨日の疲れを引きづりながら走ったので距離数のわりには疲れました。
でも「毎日くたくたになって目的地につく」ってすごい満足度が高いなと感じます。
今後も安定してこのペースで続けていけるといいなと思いました。
明日はついにハバロフスク!
大都市なのでホテルの数がありすぎて、満室、満室、だと探し回るのが大変なので
BOOKING.COMで予約しました。
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12日目 (2018年5月11日)
ハカ → ハバロフスク
88km・上り300m
ロシアの大都会に戸惑う
今晩の宿は予約したので急いで起きなくていいため、朝7時起床。
8時、出発!
今日は88km先のホテルを目指す予定。
朝からかなり日差しが強い
平坦な道。
ハバロフが近いためかなり車が増える
バスもかなり頻繁に走っている。危ない。
ホテル
マガジン
マガジン
マガジン
ホテル
カフェ
カフェ
ここからハバロフまでバイパスを作っている途中のようです
ごはん休憩
ストローバヤ(ロシア式セルフ食堂)で昼食
スープ・肉巻き・ごはん・パン・ジュース
1人220r(440円)
街の入り口のモニュメントの前で
スタートから700km来れました 笑顔になります
街まで一気に下ります
街中はホテルやカフェはたくさんあるので写真は割愛します
ほとんどの街で言えることですが、国道はかなり綺麗に舗装されていますが、
街中に入ると非常に路面の状態が悪いです。ぼこぼこに穴が開いていて、運転にかなり気を使います。
ハバロフも同じでした。
ロシアの街の自転車事情ですが、
田舎の街中ではママチャリを乗っている人をちらほら見かけます。
都市では、スポーツ自転車に乗っている人も多くみかけました。
しかし、ハバロフ市内は坂が多い街のためか自転車に乗っている人が少なく、
車が自転車の存在に慣れていないようで、非常に危なかったです。
作りすぎじゃないかと思うくらいスーパーの数が多いです
市内は坂が多い
中心の広場に来ました
ハバロフスク駅
15時 88km目 街の出口に近いホテルに到着
ホテル「オネガ」
バス付きツインで部屋2000r(4000円)wifi有 電気ポット有
(BOOKING.COMで予約していました。部屋が空いていたようで予約したよりランクが上の広い部屋にいれてもらえました ラッキー)
綺麗で上品なお姉さんが受付でした さすが都会です
自転車は裏庭のテラスにいれてもらえました
服がちょっと臭ってきたので
ロシアに来て初めて洗剤を使ってお湯洗濯をしました。
近くのスーパーへ夕食と行動食の買出し
圧倒的物量さすが都会!
お味噌やコンビニおにぎりやわさびもある!韓国調味料もたくさん
お惣菜でごはん
サラダ3種類・ベーコンポテト
1人230r(460円)
都会なので、今までの田舎では少なかった中国系、中央アジア系の人とか
色んな人やお店が交じり合って住んでいるように感じました。
私たちは全行程4000kmを6区間に分けて走行計画をたてていて
今日、第1区間のウラジオストクーハバロフスク間が終了しました。
約700kmを走り終えました。
この後の区間に比べると、この第1区間は国道沿いにホテルやカフェが多く食料が手に入りやすい楽な区間です。
ロシアに慣れるための丁度よい練習区間になったように思います。
明日からの第2区間がシベリア横断の本番だなと思います。
さぁまだまだいくよー