カフェのメニュー
ロシアの田舎の横断道路沿いのカフェで食べられるメニューについてです。
まずロシアでの「カフェ」はコーヒーを飲む「喫茶店」というより、
どちらかというと「食堂」です。
コーヒーや喫茶だけでの立ち寄りもできますが
食事がメインの場所だと思っていいです。
横断中には300回近くいろいろなカフェで食事しましたが、
ほとんどの店で下にのせたメニューがありました。
基本的なメニューはどの店も同じと思ってよいです。
私達はカフェでのロシア料理を非常に美味しいと感じました。
国道沿いのカフェでは地元の村のおばちゃんやコックさんの手作り料理が出てきます。
何重かに重なった深みのある味付けが多く、日本人の口に合う料理だと思いました。
ロシアの主婦の試行錯誤の蓄積が、
ここまで美味しい料理を作り上げてきたのではないかなと感じました。
値段の割に手間がかかっている料理が多く、丁寧に作られていると思います。
疲れる自転車旅の間、これらのあたたかい食事がほぼ毎日食べられる事は本当に癒しになりました。
都会よりも田舎のほうが安くて美味しくて量が多いです。
ほとんどの店で下にのせたメニューがありました。
基本的なメニューはどの店も同じと思ってよいです。
私達はカフェでのロシア料理を非常に美味しいと感じました。
国道沿いのカフェでは地元の村のおばちゃんやコックさんの手作り料理が出てきます。
何重かに重なった深みのある味付けが多く、日本人の口に合う料理だと思いました。
ロシアの主婦の試行錯誤の蓄積が、
ここまで美味しい料理を作り上げてきたのではないかなと感じました。
値段の割に手間がかかっている料理が多く、丁寧に作られていると思います。
疲れる自転車旅の間、これらのあたたかい食事がほぼ毎日食べられる事は本当に癒しになりました。
都会よりも田舎のほうが安くて美味しくて量が多いです。
私達が感じた大雑把な感覚ですが
モスクワのカフェの価格は、
田舎のカフェの2~4倍ぐらいは高いです。
価格は田舎のカフェのだいたいの平均で書いています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーースープーーーーーーーーーーーーーーー
ロシアのスープは日本でのスープのイメージとは違って
料理の主役といっていいポジションです。
スープがロシア料理そのものと言ってもいいかもしれません。
食事のさい普通は注文するもののようです。
注文しないと会計の時にスープは要らないのか?とよく聞かれます。
ボルシ(写真左)
Борщ
Борщ
ボルシチです
赤カブやじゃがいもと牛肉を長時間煮込んだ濃いスープです。
正直な感想おいしいです。
日本語では「ボルシチ」ですが
ロシア語の発音は「ボルシ」でした。
「ボルシ」とそのまま言えば通じます。
「ボルシ」とそのまま言えば通じます。
かなりの僻地のカフェに行って、他のメニューが全く無い場合でも
このボルシとパンだけは最後まで残る基礎メニューでした。
このボルシとパンだけは最後まで残る基礎メニューでした。
注文の時にサワークリーム「スメタナ」をのせるのか聞かれる時が多いです。
1杯150円くらい。
サリャンカ
Солянка
Солянка
ソーセージ、肉、野菜、オリーブを長時間煮込んだ濃厚なスープに、
レモンのさわやかさやハーブを加え、味が調えられています。
非常に非常においしいです。
赤カブは入っていません。
赤カブは入っていません。
ボルシより高めの価格設定で、1杯200円ぐらい。
ラッソーリニク
Рассольник
Рассольник
大麦などの穀物、ピクルス、肉を煮込んだスープ。
上の2つに比べたらさっぱりした塩味風の印象の味付け。
上の2つが味が濃すぎるなあーって時はおすすめです。
大麦のとろみの食感が少しありおいしいです。
大麦のとろみの食感が少しありおいしいです。
1杯180円ぐらい。
ウハー
уха
уха
魚のスープ。魚のだしと塩であっさりと味付けされたスープ。
魚は鮭が多かったです。
美味しいです日本人は好きな味だと思います。
でもメニューにのってる店は少なかったです。
1杯300円ぐらい。
美味しいです日本人は好きな味だと思います。
でもメニューにのってる店は少なかったです。
1杯300円ぐらい。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーパンーーーーーーーーーーーーーーーーーー
フリェプ(パン) (写真上)
хлеб
注文は一切れ単位。一切れ4~8円。例えば「フリェプ4つ」と注文すると写真のような量です。
普通の食パンです。フランスパンみたいな硬いのではないです。
スープやメイン料理を注文し終わると最後に必ず「フリェプは?」と聞かれます。
普通は何枚か注文するもののようで、
「いりません」と言うと怪訝な顔をされる時もあります。笑
「いりません」と言うと怪訝な顔をされる時もあります。笑
白パンと黒パンが両方置いてあるお店もあります。
黒パンはちょっと酸味がある感じ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーメイン料理ーーーーーーーーーーーーー
グリャーシュ・リース(牛肉シチュー・ごはん) (写真右)
гуляш (グリャーシュ)
гуляш (グリャーシュ)
牛肉を煮込んだシチュー。
でもシチューなしで肉だけのお店も多いです。
肉料理の定番のようでお客さんで食べている人も多いです。
メインメニューにも一番上にのっている場合も多かったです。
良く煮込まれていて非常においしいです。
でもシチューなしで肉だけのお店も多いです。
肉料理の定番のようでお客さんで食べている人も多いです。
メインメニューにも一番上にのっている場合も多かったです。
良く煮込まれていて非常においしいです。
私達の今回の旅行ではほぼ主食でした。
グリャーシュは何らかの炭水化物と組み合わせて注文するのがルールのようで、
グリャーシュ単品で注文すると変な顔をされます。
グリャーシュは何らかの炭水化物と組み合わせて注文するのがルールのようで、
グリャーシュ単品で注文すると変な顔をされます。
組み合わせられる炭水化物は、
リース рис (ごはん)
ピューレ пюре(マッシュポテト)
グレーチカ гречка(茹でたソバの実)
パスタ макароны(マカロニ)
などの種類があります。
例えば「グリャーシュ・リース」といった感じに注文します。
「グリャーシュ(肉シチュー)」と「リース(ご飯)」です。
マッシュポテトとの組み合わせがよければ、
「グリャーシュ・ピューレ」と注文します。
「グリャーシュ(肉シチュー)」と「リース(ご飯)」です。
マッシュポテトとの組み合わせがよければ、
「グリャーシュ・ピューレ」と注文します。
グリャーシュは200円ぐらい 。 炭水化物は80円ぐらいです。
ピューレと組み合わせた場合↓
グリャーシュ・ピューレ(牛肉シチュー・ポテト)(写真左)
ポジャルカ・リース(豚肉炒め・ごはん)(写真左)
Поджарка
ポジャルカ。豚肉炒め。
注文のしかたは上記のグリャーシュといっしょで、炭水化物とセットで注文します。
ポジャルカは200円ぐらいで、炭水化物は80円ぐらい。
ピューレと組み合わせた場合↓
ポジャルカ・ピューレ(豚肉炒め・ポテト)(写真左下)
カツレータ(ハンバーグ)
Котлета
(見えにくいですが手前中央)
ハンバーグ。
カツレツみたいな名前ですがハンバーグが出てきます。
1つ200円ぐらい。
プロフ(ピラフ)
Плов
牛肉のピラフです!
困ったらとりあえずこれを食べとけば肉も野菜もはいってるので栄養面は安心です。
ほとんどの店でメニューにあります。
一皿300円ぐらい
ーーーーーーーーーーーーーーーーサラダーーーーーーーーーーーーーーー
オリビエ(卵ポテトサラダ)
一皿120円くらい
名前不明(キャベツの酸っぱめサラダ)(写真左下)
一皿70円くらい
名前不明(ニシンのサラダ)(写真右下)
一皿120円くらい
ーーーーーーーーーーーーーーーーー軽食ーーーーーーーーーーーーーーーー
ピラジョーク(ピロシキ)(写真真ん中)
具が入った揚げパン。
中身はポテトや肉など色々。
ぜひサクサクの揚げたてを食べよう!
1つ80円くらいからです。
ただ、店によっては数日前の物を再加熱して出しているようにも思えて
旅行者でもピロシキでお腹を壊している人も多いようなので
私達は今回の旅行では、明らかに「今目の前で作ったもの」以外は避けました。
ロシア!と言えばピロシキ!なんですけどね!
ブリヌィー(クレープ)
クレープ。
練乳をつけて食べるのが定番。
朝食にコーヒーや紅茶とセットで食べてる人も多い。
おやつにも丁度いい。
私達も朝食によく食べました。
1枚30円ぐらい
シィールニキ(チーズケーキ)
温かいチーズケーキ。
甘さは控えめで、サワークリームや練乳つけて食べます。
毎日でも食べたい!めちゃうまいです。
ひとつ60円くらい
グラズニア(目玉焼き)(写真左下)
目玉焼き。
朝ごはんのメニューの欄に載っていることが多いです。
目玉焼きはメニューに載ってなくてもある場合が多いので、注文してみよう!
一皿60円くらい
ーーーーーーーーーーーーーーーー飲み物ーーーーーーーーーーーーーーーー
料理とセットで何かしらの飲み物を注文するのがルールのようにも見えました。
ほとんどの人が注文していました。
「いりません」と言うと変な顔をされる時もあります。
チャイ(紅茶)
普通の紅茶です。レモンを入れるか選べるお店もあります。
1杯30円くらい。
コーフェ(コーヒー)
ネスカフェなどのインスタントなど。
コーヒーマシンを置いてある店もあります。
テーブルに砂糖やミルクがおいていないお店が多いので、
ほしい場合は注文の時に言うこと。
1杯60円くらい。
コンポート
果物を砂糖でつけ込んだ薄黄色の甘いジュース。
ロシアの伝統的飲み物。1杯60円くらい。
モルス
コケモモなどの果物の赤色の甘いジュース。
ロシアの伝統的飲み物。
コンポートとモルスかどちらかは置いてある場合が多いです。
1杯60円くらい。
ーーーーーーーーーーロシア料理以外の定番ーーーーーーーーー
シャシリク(肉の炭火串焼き)
шашлык
パワーをつけたい時にはコレ!
注文を受けてから炭火で焼いてくれます
香辛料が効いていてめちゃうまいです。
食べられるお店は【шашлык】と看板が出ています。
カフェでもおいているお店もあります。
パンや野菜がついてくる店もあります。肉の種類は牛・豚・羊から選べる。
一本500円くらい。写真は一本分。
ラグマン(具沢山のラーメン)
具沢山の麺料理です。
麺は日本のラーメンみたいじゃなく、うどんのような白い太麺です。
牛肉の旨味がでたトマトスープにパプリカ・にんじん・じゃがいもなどが入っている。
日本のイメージよりは小さい器で出てきます。
めちゃうまです。
メニューに無いお店が多いです。
1杯250円くらい
ブーズ もしくは マンティー
肉汁がたっぷり入った小籠包。
注文してから蒸してくれます。
モンゴル料理なので、ブリヤート共和国周辺で多く食べられています。
醤油をつけて食べてる人が多いです。
ロシア人もみんな食べています。めちゃうまいです。
メニューに無いお店が多いです。
注文は1つ単位で 1つ60円くらい
ーーーーーーーーーーーーーーーー注文の例ーーーーーーーーーーーーーーーー
昼食や夕食の基本的な注文は下の組み合わせのようです。
ロシア人の多くの人がこの組み合わせで食べていました。
■メイン(肉)+炭水化物(米・パスタ・ポテト・ソバの実)
■パン数枚
■サラダ
朝食やお腹がすいていない人は下のような組み合わせの人もいました。
■スープ
■パン数枚
■飲み物
喫茶店的組み合わせでも良いようです。
■ケーキ
■飲み物
ボルシ
フリェプ3枚
ボルシ
グリャーシュ・リース
コーフェ
サリャンカ
グリャーシュ・リース
オリビエ
ボルシ
グラズニア
フリェプ
コーフェ
ーーーーーーーーーーーーメニュー表の例ーーーーーーーーーーーー
1ページ目
カフェのメニューは普通スープから始まっているものが多かったです。
一番上がボルシです
例えばボルシは、250グラム、65ルーブル、とゆうことです。
ほとんどの店でこのグラム数の表示があります。
2ページ目
メイン料理
1番上がグリャーシュです
80グラムで、78ルーブルです
このようにグラム数が10g単位で訂正されている店も多く、
すごく料理の量にシビアなのがわかります 笑
イスラム系のカフェのメジャーなメニュー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
★最後に
最低の最低、
次の4つのメニューを覚えておけば
肉も野菜も含まれているので
栄養面から見ても安定して旅ができると思います!
この4つのメニューは、ほぼ どのカフェで注文できました。
ボルシ (ボルシチ) Борщ
フリェプ (パン) хлеб
グリャーシュ・リース (牛肉シチューごはん) гуляш рис
プロフ (牛肉ピラフ) плов
指さしできないタイプのカフェではこれを書いて見せてもいいんじゃないでしょうか!