修理とパーツ調達

■自転車の修理

私たちは横断を通して大きなメカトラブルはなかったです。
パンクもなんと0回でした!



       

まずキャリア等のパーツが折れて溶接が必要な時ですが
ロシアでは横断道路沿いに自動車修理屋が点々とあります。
ガソリンスタンドと同じぐらいの頻度であります。
ホテルやカフェの横にある場合も多いです。

「修理」はロシア語で「レモント(Ремонт)」です。
自動車修理屋です。

「タイヤ交換」はロシア語で「シノモンタージュ(шинoмонтаж)」です。
こちらもタイヤ以外も修理全般やってくれるようです。
このシノモンタージュの看板が一番多いです。

「溶接」はロシア語で「スバルカ(CBAPKA)」です。
自転車旅行者としてはこれが一番大事かもですね。
溶接をやってない修理屋もあるみたいなので
スバルカをやってくれるお店を探してください。
スバルカのみの専門の店もたまにありました。





前半には一度だけ車体中央下部に固定しているキックスタンドがゆるんでしまいました。
でかいスパナがいるので重いから持って行っていませんでした。
そんな時シノモンタージュへ行って、
お願いして締めてもらいました。お代を渡そうとすると受け取ってもらえませんでした。



あともう一つは後半走り始めて数日後に2台とも同じタイミングで写真のように
後部タイヤの泥除けの根元の結合部分のプラスチックが割れてしまいました。
もともとこの自転車は泥除けが付いてなくて、
後付けだったので相性がわるかったのでしょうか。
日本を走っている間は何もなかったのでロシアの悪路の振動が悪かったのか。

このようにガムテープでひっつけて本体に巻き付けました。
逆にこれで弾力がついて振動に強くなったんじゃないでしょうか。
2台とも最後までこれで問題なく走れました。




参考にタイヤの摩耗具合の写真です

5000km走ってモスクワ到着時の後輪の摩耗具合 (香奈)
(出発時新品 途中交換なし)(シュワルベ  マラソンプラス)

5000km走ってモスクワ到着時の後輪の摩耗具合 (しげ)
(出発時新品 途中交換なし)(シュワルベ  マラソンプラス)

しげの方が体重や荷物が重かったぶん摩耗が激しいようです。





■自転車パーツを現地調達できるお店

(何軒か見てまわっただけなのであくまで参考でお願いします)

「ロードバイクの専門店」はモスクワ・イルクーツク・ノボシビルスクなどの
大都市でしか見当たらない感じだと思います。
大都市ではロードバイクが流行っているようで
街の郊外ではばっちり格好も決めて走っているのを時々みるので
探せばお店は必ずあると思います。

中都市小都市では調達は厳しそうに感じました。


上の写真2枚はイルクーツクの自転車屋「ファナト(Фанат)」
アウトドアショップの自転車コーナーです
シマノのパーツやチェーンやオイル等、そろっているように見えました。
タイヤもありますが、シュワルベは無いようでした。
そこまで詳しくみてないので違うかったらごめんなさい。





あと、ロシアではアウトド用品・スポーツ用品の全国大型チェーン店として
「スポーツマスター(Спорт мастер)」があります。
自転車コーナーがありますがマウンテンバイク主体のような感じで
専門店ほどの質は期待できないかもです。
スポーツマスターは大都市には必ずある感じです。
人口10万人ぐらいの中都市でも時々みました。
自転車持ち込みで修理してもらっている方も見かけました。



上記のスポーツマスターでは基本的なアウトドア装備も全般手に入ります。




■オイル
チェーン用のオイルですが
「WD-40」とゆうオイルを道中のガソリンスタンドでかなり頻繁に見かけました。
スーパーでも時々見かけました。
自転車専用ではないようですが一応自転車に使っても大丈夫なようです。
インターネットで調べると日本で自転車用に使っておられる方もいるようです。
なのでチェーンオイルに関しては現地調達は心配ないです。