自転車空輸(輪行)

■自転車空輸(輪行)の流れです。


前半はウラジオストクまでフェリーだったのでそのまま載せれたのですが、
後半はイルクーツクまで飛行機なので輪行です。

自転車空輸の価格や扱いなどは航空会社によって全く違うので事前に要確認です。
私たちは今回は大韓航空で預け荷物追加の扱いだったので1箱100ドル払いました。

梱包方法ですが、まず、ラップでぐるぐる巻き方法と、ダンボール方法で
どちらにするかかなり迷ったのですがダンボール方法にしました。

数年前にネパールまで往復、ダンボール輪行したことがあるので、今回が3回目です。

ダンボール箱と梱包用の保護材を
自転車を発注した時にお店に置いといてもらうようお願いしました。
箱のサイズは自転車によってバラバラみたいなので元々入ってた箱が一番ぴったり
なんじゃないでしょうか。

前輪・ハンドルバー・サドル・ペダルを外します。外さないと箱に入りません。
キャリアもギリギリ箱に入らなかったので外しました。
タイヤの空気圧はそのままだと飛行機の貨物室で破裂の恐れがあるらしいので
ちょっとベコベコになる感じまで抜きました。

ダンボールに入れる直前の状態。
ダンボールを貫通しそうな前足と、金属同士があたりそうなハンドルバー周りは、
梱包用の保護材(発砲スチロール)で保護します。
ハンドルバーは100均のゴムチューブの紐で弾力ある感じで本体に結びつけています。

ダンボール側にも貫通しそうな前足の下と
スプロケットの左右をプラスチック板で保護しました。
結果、これはイルクーツクに到着した後のプラスチック板の写真ですが、
前足2本が保護材もプラスチック板も貫通していました。
がダンボールまでは至ってなかったです。
プラスチック板がなかったらダンボールに穴が開いていたかもしれません。


そーっと自転車を入れます。結構緊張します。
前輪は前足の横に入れました。けっこうきつきつです。
ねんのため前輪と車体の間に大きいプラスチック板をはさんでいます。

ガムテープで厳重に封をします。
完成です。
丸一日かかりました。
「壊れ物」の張り紙を英語とロシア語で貼りました。





出発当日、空港へ向かいます。
駅までは台車に載せて運びます。
雨が降ってきたのでカバーをかけています。
大変なので母にも手伝ってもらっています。
電車に載せるのが大変です。満員電車の時間帯は外して早く家をでました。
空港駅につけばカートがあるのでもう安心です。
チェックインします。





イルクーツクに到着!
箱は損傷なく無事でした!
普通の荷物レーンからは大きすぎて流れてこないので
荷物レーンあたりで待っていたら職員さんが箱をもってきてくれます。
空港から徒歩5分の宿を取っているのでそこまで運びます。
これが結構大変でした。
無事到着。
組み立てました。自転車は全て無事でした。
箱はカッターで小さく切ってゴミとしてまとめました。



モスクワからの帰国時は自転車は売っていたので荷物はこれだけでした!